WAKUWAKU MANGA
命短し、使えよお金。死ぬ時が一番金持ちは嫌や
貯めることに慣れすぎると、お金を使うだけで不安になる。僕が高い食事を前にして考えた、人生と残高の話です。

僕が「死ぬ時が一番金持ち」は避けたいと思う理由
お金を貯めることは、未来の不安を小さくしてくれます。僕も投資や資産形成を続けてきたし、増えていく数字を見ると落ち着きました。けれど、貯める習慣が強くなりすぎると、使う場面で急にブレーキがかかる。『もっと増えてから』『今はまだ早い』と先延ばしをして、いつ使うのか分からなくなるんです。
僕は資産が大きく減る経験をしたことで、お金は永遠に残るものではないと身をもって知りました。その経験があったからこそ、毎日の小さな満足を後回しにしたくないと思うようになった。漫画の最後に描いたのは、無理な散財ではなく、食べたい料理を選ぶくらいの使い方です。満足できる経験は、残高には戻らなくても、自分の記憶や家族との会話に残ります。
長期の資産計画は必要です。ただ、計画が人生を縛るほど精密である必要はない。使う時期、体力、家族と一緒にできることは、年齢で変わります。僕は『未来のために貯める』と『今の自分を喜ばせる』を敵同士にせず、少しずつ両方へ配分したい。お金は、使って初めて生活の温度になります。
使う予定も資産計画に入れる
老後の金額だけでなく、今年やりたい食事や旅行、小さな体験を書き出す。僕は『使ってよかった』までをお金のリターンにしています。


まるの一言
投資をしていると、減るのが怖くなります。僕も含み益が消えるのを見てきたし、使うより貯めるほうが安心する時期がありました。でも、死ぬ時に一番金持ちになっても遅い。たまには値段を見ずに、食べたいものを食べる。もちろん家計と相談しながらね。