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FIREの資金計画にインフレ率を入れる方法|今の生活費だけで考えない

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FIREの必要資産を今の生活費だけで計算すると、数年後の物価変化を見落とします。未来の物価を当てるのではなく、固定費と変動費を分け、複数のインフレシナリオと戻り道を作ります。

まいど!ワクワクFIREです。

FIREの計算をするとき、まず今の生活費を書きます。月20万円なら年240万円。月30万円なら年360万円。ここまでは簡単です。

でも、5年後も10年後も、その月額で同じものが買えるとは限りません。家賃、食費、電気代、保険、子どもの費用。少しずつ上がれば、資産から出ていく金額も変わる。これが、資金計画にインフレを入れる理由です。

僕は資産が増えた時期も、大きく減った時期も経験しました。残高の上下ばかり見ていると、物価の変化みたいなゆっくりした問題を後回しにしやすい。未来を怖がりすぎる必要はないけど、今の数字を永遠の前提にしないことは大事やな。

インフレは、同じ金額で買える量が減ること

インフレという言葉を難しく考えなくていいです。100円で買えていたものが110円になれば、同じ100円で買える量は減ります。FIREの生活費が月25万円だとしても、物価が上がれば、同じ暮らしに必要な金額は変わっていく。

総務省統計局の消費者物価指数は、家計が購入する財やサービスの価格の変動を時系列で測る統計です。毎月の状況を確認できる一方、あなたの家計が同じ割合で上がるとは限りません。外食が多い人、家賃の比重が高い人、車を使う人では、体感も違います。

だから、ニュースの数字をそのまま自分の資金計画へ貼るのではなく、自分の支出のどこが物価の影響を受けやすいかを見る。ここから始めるほうが現実に近いです。

生活費を「上がり方」で分ける

支出見直しのポイント計画への入れ方
家賃・住まい契約更新、修繕、引っ越し数年ごとの変化を別に置く
食費・日用品買う量や商品を変えやすい複数の生活費シナリオを作る
光熱・通信使用量と料金の両方が動く固定費と使用量を分ける
医療・教育物価だけでは決まらない時期と家族の予定から別枠にする

全部の支出に一つの率を掛けるだけでは、家計の特徴が消えます。上がりやすいもの、工夫で抑えられるもの、金額を変えにくいものを分ける。FIREの計算は、細かくしすぎると続かないので、まず4〜6分類くらいでも十分やわ。

未来のインフレ率を当てようとしない

「インフレ率は何%で計算すれば正解?」と考えたくなります。でも、誰にも未来の物価を正確には当てられません。1つの数字を正解にすると、外れたときに計画全体が崩れた気持ちになります。

おすすめは、複数のケースを作ることです。たとえば、物価がほぼ変わらないケース、年2%で上がるケース、支出の一部だけが大きく上がるケース。数値は予測ではなく、考えるための仮置きとして使います。

月20万円の支出が年2%で5年続くと、単純計算では約22万1,000円になります。これは特定の未来を予言する数字ではなく、「今と同じ生活でも、金額が変わる」ことをイメージする例です。計算の結果より、シナリオを見たときに何を変えられるかが重要やな。

FIRE計画は3つの生活費で作る

僕なら、FIREの資金計画を次の3段階で作ります。

  • 守る生活:住まい、食事、保険など最低限を維持する費用
  • 楽しむ生活:外食、旅行、人との時間など残したい費用
  • 変える生活:買い替えや遠出など、状況で調整できる費用

物価が上がったとき、全部を同じ割合で削る必要はありません。守る生活は現金で備え、楽しむ生活は頻度や方法を調整し、変える生活は一時的に先送りする。こうしておけば、インフレへの対策が「人生を全部我慢する」にならずに済みます。

資産だけでなく、収入と住まいもインフレ対策

物価が上がると、投資資産の値動きだけが気になります。でも、FIREの耐久力は資産以外でも作れます。数万円の収入を得る、住む場所を変えられる、支出の一部を減らせる、家族で家計を共有する。これも立派な対策です。

僕はFIRE後に発信や配達など、いろいろな働き方を試しました。配達で2万2,000円になった回もありましたが、毎月の収入と決めつけてはいません。それでも、自分が必要なときに小さく動ける感覚は、資産額とは別の安心になります。

「資産が物価に勝つか」だけを考えると、相場の予測に寄りかかってしまう。資産、働き方、住まい、生活費の柔軟性を組み合わせる。こっちのほうが、FIREの計画としてはしぶといです。

物価が上がったときの見直しルールを先に作る

計画を作るときは、物価が上がったら何をするかも書いておきます。

  1. 半年ごとに、実際の支出と計画を比べる。
  2. 上がった支出が一時的か、固定化したかを分ける。
  3. 楽しみの費用を全部消す前に、頻度と方法を調整する。
  4. 現金の減りが早ければ、働く・住まいを変える選択を検討する。
  5. 家族と変更点を共有し、一人だけで我慢しない。

ルールがないと、物価のニュースを見るたびに不安になり、家計を極端に締めたくなります。逆に、見直す時期と基準があれば、毎日おびえずに済む。自ら制約を課せ、という言葉は、自由を狭めるためではなく、自由を守るための枠にもなります。

資産が増えても、インフレの不安は残る

資産が多ければ、物価上昇に強いように感じます。でも、生活費が上がれば必要な取り崩しも増えるし、家族の支出も変わる。資産の数字が増えても、安心が自動で増えるとは限りません。

僕も、資産が1億円を超えた時期に「もう大丈夫」と思ったわけではありませんでした。反対に、数字が下がると、必要以上に生活まで不安に見えた。だからこそ、資産額を一枚岩にせず、使うお金と長期のお金を分けるようになったんです。

未来ばかり見ず、今の家計も味わう

インフレを考え始めると、10年後、20年後の不安ばかり見てしまいます。備えるのは大事やけど、今を全部削って未来だけ守ると、FIREを目指す意味が薄くなる。

未来ばかり見るな、今に熱中しろ。これは、何も考えずに使えという意味ではありません。今の家族との食事、人に会う時間、健康のための支出を、資産計画の中にちゃんと残すということです。

物価は変わる。生活も変わる。だから、計画も変えていい。今の支出を測り、複数のケースを作り、資産以外の逃げ道も持つ。インフレに負けない計画とは、完璧な予測ではなく、変化に合わせて動ける計画やと思います。

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