WAKUWAKU MANGA
中年の一年は、弾丸のように過ぎていく
一年を丁寧に記録しようと日記を始めたのに、気づけば年末。中年の時間が速く感じる理由を、僕の実感で描きました。

僕が中年の時間を、意識して味わいたい理由
若い頃は、一年が長く感じました。夏休みも、次の誕生日も、ずっと先にあるようだった。でも中年になると、仕事や家事や季節の予定が繰り返され、気づけば年末です。心理学では、初めての経験が多い時期ほど記憶に残り、同じような日々は後から短く感じると言われます。僕の実感としても、毎日を自動運転にすると一年が一瞬で消えます。
そこで日記を始めました。細かく記録すれば、一日を取り戻せると思ったからです。もちろん日記だけで時間は遅くなりません。それでも、子どもの表情や食べたもの、今日考えたことを残すと、『何もなかった一年』ではなくなる。記録は時間を止める道具ではなく、通り過ぎた時間を自分の物語として受け取る道具です。
FIREを目指したのも、人生の後半を自動運転にしたくなかったからです。未来のために準備するだけでなく、今に熱中する。新しい店へ行く、誰かに会う、作品を一つ作る。大きなイベントでなくても、今日の弾丸に小さな印をつけるように、日々を味わいたいと思っています。
一年を遅くするのではなく、濃くする
初めての場所、初めての会話、今日しかない子どもの変化を一つ残す。僕は写真や短いメモで、毎日に小さな凹凸を作っています。


まるの一言
今年こそ毎日を大切にしようと、細かい日記を始めました。ところが、気づいたらもう12月。記録しているのに時間が速い。子どもが生まれてからは、毎日が同じようで全部違う。中年の一年、ほんまに弾丸です。だからこそ、今日に少し熱中しておきたい。