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FIREで本当に大事なのは貯蓄率?年収より重要な理由

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FIREを目指すと年収の高さばかり気になりますが、実際に資産形成へ回せるのは収入と支出の差です。貯蓄率の計算方法から、幸福度まで削ってしまったら本末転倒になる理由まで、僕のFIRE後の実感を交えて考えます。

まいど!ワクワクFIREのまるです。

FIREを目指すと、つい年収のランキングを見てしまいます。

「年収1000万円ないと無理やろ」

「いや、年収が高くても税金で持っていかれるし」

数字を見れば見るほど、ゴールが遠く感じる。けれど、資産形成に回るのは年収そのものではなく、収入から生活費を引いた残りです。その残りが収入の何%なのかを示すのが貯蓄率です。

貯蓄率とは、手取りのうち何%を残せたか

貯蓄率は、ざっくり言えば「年間で貯めたお金÷手取り年収×100」です。投資に回した金額だけでなく、現金で残した金額を含めるかどうかは、自分の家計ルールを決めておけば大丈夫です。

たとえば手取りが月30万円、生活費が月24万円なら、毎月6万円が残ります。単純化すると貯蓄率は20%です。手取り40万円で生活費28万円なら、残る12万円で30%になります。

大事なのは、どちらが偉いという話ではないことです。家族の人数、住まい、健康、仕事の負担で、使うお金は変わります。貯蓄率は人を殴る棒ではなく、自分の進み具合を見るメーターやなと思います。

年収より貯蓄率がFIREに効く理由

年収が上がっても、生活費が同じだけ膨らめば、資産形成のスピードは変わりません。昇給したからと家賃を上げ、車を買い替え、外食や旅行を増やせば、口座に残る金額は思ったほど増えない。

反対に、年収がそこまで高くなくても、暮らしの満足度を落とさずに支出を整えられれば、毎年の投資資金は積み上がります。FIREまでの年数を決めるのは、年収の見栄えより「自分の暮らしを維持したまま、どれだけ残せるか」です。

ただし、貯蓄率だけを上げればいいわけでもありません。食事、健康、家族との時間まで削って数字を作ると、資産は増えても、FIRE後にやりたい人生が残っていないことがある。ここはほんまに注意したいところです。

貯蓄率を上げるなら、まず満足度の低い支出を見る

節約というと、電気を消す、安いものを探す、外食を全部やめる、といった話になりがちです。でも、満足度の高い支出まで一律に切る必要はありません。

僕は2026年7月の発信で、月末に家計を見ながら「ベスト3支出」と「ワースト3支出」を考える方法を紹介しました。本当に使ってよかったお金と、払ったわりに満足しなかったお金を分けるやり方です。

ワースト支出を一つ減らして、そのぶん家族との食事、健康、創作、新しい体験へ回す。支出額が同じでも、生活の手触りは変わります。貯蓄率を上げる前に、まずお金の行き先を見てみるんです。

高い貯蓄率でも、続かなければ意味がない

短期間だけ、貯蓄率を極端に上げることはできるかもしれません。欲しいものを全部我慢して、休日も寝て過ごし、交際費もゼロにする。でも、その生活を何年も続けるのはしんどいです。

FIREはマラソンだ、とよく言われますが、僕はマラソンより長いと思っています。途中で家族が増えることもあるし、引っ越すこともある。仕事の収入が変わることも、病気や親のことを考えることもある。

だから「今月は何%だったか」だけでなく、「この暮らしを来年も続けられるか」を見ます。無理な設定なら、貯蓄率を少し下げてでも継続できる家計へ戻す。続くことが、結局いちばん強いです。

幸福予算を残しておくと、節約が荒れにくい

最低生活費だけを計算すると、楽しみのお金が消えやすくなります。そこで、最低生活費とは別に「幸福予算」を置く考え方があります。

たとえば最低生活費18万円に、家族との食事や健康、創作のための幸福予算2万円を足して、毎月20万円とする。これは誰にでも合う金額ではなく、家計を考えるための例です。

この2万円をぜいたくと決めつけず、生活を続けるための燃料として扱う。貯めることに夢中になりすぎて、毎日が灰色になったら、FIREの目的から外れてしまうんよな。

僕も資産額だけを追いかけていた時期がある

僕は28歳で投資に目覚め、30歳で会社を辞めました。資産形成をしていたころは、とにかく数字が増えることがうれしかった。増えれば増えるほど、自由に近づいている気がしたんです。

でも、FIRE後に資産が大きく増えた時期を経験しても、「まだ足りない」という気持ちは出てきました。後年の記事では、2024年12月のピークとして1億4000万円以上を振り返り、その後の大きな減少も書いています。

資産を増やす力は大事です。ただ、資産額と安心は同じではない。何にお金を使えば自分が笑えるのか、人とどうつながるのか。貯蓄率を考える時も、口座の数字以外の資産を置き去りにしないようにしています。

貯蓄率が高い人ほど、支出の目的を言葉にする

同じ10万円の支出でも、家族旅行と、使っていないサブスクでは意味が違います。金額だけでは、削るべきか残すべきか分かりません。

毎月の明細を見たら、支出を「生活を守る」「健康を守る」「人と過ごす」「未来へ残す」「なんとなく消えた」に分けてみる。最後の箱が大きければ、そこから整える。

貯蓄率を上げる作業は、我慢大会ではなく、自分の優先順位を決める作業です。何に使ったら後悔するのか、何に使ったら明日も頑張れるのか。ここが言葉になると、節約の方向がブレにくくなります。

収入が増えた時に、貯蓄率を守る方法

昇給、ボーナス、副業の収入が入った時、全部を生活費に混ぜない方法があります。増えた分の一部を先に貯蓄へ移し、残りだけを自由に使う仕組みです。

臨時収入を毎月の固定費に変えると、収入が戻った時に苦しくなります。一度上げた家賃や契約は、下げるのに気力がいる。FIREまでの距離を縮めたいなら、収入が増えた時こそ、未来の自分へ先に渡しておく。

とはいえ、全部を貯め込む必要もありません。家族との体験や健康へ使うお金まで消したら、また別の歪みが出ます。増やす、使う、残すの三つを同時に考えます。

貯蓄率とFIRE後の働き方はつながっている

貯蓄率が高いほど、FIREまでの年数は短くなりやすい。ただ、FIRE後に少し働く前提なら、必要な資産や貯蓄率の目標は変えられます。

資産5000万円に月5万円の収入を組み合わせる、という考え方が記事の例として語られています。これは保証される必要額ではありませんが、資産だけで全てをまかなう以外の道を見せてくれます。

僕もFIRE後に会社づくり、YouTube、コミュニティ、note、トレード、配達まで試しました。全部が安定収入になったわけではないです。でも、「必要なら自分で小さく稼ぐ」という感覚は、資産の数字とは別の安心になりました。

貯蓄率を計算する時のチェック項目

  • 分母は額面年収ではなく、手取り収入になっているか。
  • 毎月の支出だけでなく、税金・保険・医療・家電などの年払いを入れたか。
  • 家族の支出や、これから増える予定を無視していないか。
  • 健康・人間関係・体験に使うお金を、削る前提にしていないか。
  • 一時的に高い数字ではなく、数年続けられる割合になっているか。

FIREで大事なのは、貯蓄率を人生の味方にすること

FIREで本当に大事なのは、年収の高さを自慢することでも、貯蓄率の数字で誰かに勝つことでもありません。自分の暮らしを壊さず、未来の選択肢へお金を移し続けられることです。

僕も、数字を増やせば不安が終わると思っていた時期がありました。でも、FIRE後に分かったのは、お金を貯める力と、使う力は別やということ。家族との時間、健康、仲間、好きな活動。ここまで含めて自分の資産形成です。

まずは今月のベスト3支出とワースト3支出を書いてみる。貯蓄率を上げるのは、そのあとでええんです。無理なく続けられる家計を作ることが、ほんまにFIREへの近道やなと思います。

現場からは以上です!

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