FIRE COLUMN
FIRE後の毎日がつまらないと感じたとき、僕が見直したこと
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仕事をして、食事をして、寝る。翌日も同じことを繰り返す。「なんか人生がつまらない」と感じるとき、原因は大きな失敗ではなく、毎日が予測できすぎることかもしれません。
仕事をして、食事をして、寝る。翌日も同じことを繰り返す。「なんか人生がつまらない」と感じるとき、原因は大きな失敗ではなく、毎日が予測できすぎることかもしれません。
FIREすれば、この問題は自動的に解決すると思っていました。ところが時間が自由になったぶん、何をするかを決める責任も増えます。予定がないことは楽ですが、予定も人との接点もなければ、日々は静かに薄くなっていきます。
FIRE6年目の僕が、人生に飽きたときに見直しているのは、資産額ではなく、日常に「自分で決めた変化」があるかどうかです。大きな転職や起業をしなくても、生活を動かす方法はあります。
人生がつまらなくなるのは、変化がなくなるから
会社員時代は、仕事の予定、会議、通勤、人間関係によって、良くも悪くも毎日が動いていました。FIRE後は、嫌な予定がなくなる代わりに、何もしなければ同じ景色が続きます。
人間は、刺激がないと満足できないというより、自分の行動が何かにつながっている感覚を必要とします。昨日と今日の違いがなく、明日も同じだと思うと、時間が増えても人生の手応えは増えません。
ここで注意したいのは、「つまらない」と感じたからといって、すぐに仕事や住む場所を全部変える必要はないことです。変化への不安は自然ですが、変わらないまま諦めに変わるほうが、後から取り戻しにくいことがあります。
方法1:自分だけの企画を作って、期限を決める
人生を動かす最初の方法は、自分だけの小さな企画を立てることです。僕は「FIRE100日チャレンジ」として、毎日一つ、新しいことを試しています。
企画の条件は、派手である必要はありません。古い道具を買い替える、行ったことのない店へ行く、ライブ配信を試す、誰かに会う、知らないサービスを調べる。重要なのは、普段なら後回しにすることを、日付とルールで先に決めることです。
「何か面白いことが起きたら動く」と考えると、何も起きないまま時間が過ぎます。先に申し込む、カレンダーに入れる、記録する。行動の枠を作ると、結果が小さくても一日は昨日と違うものになります。
方法2:一緒に悪だくみをする人を作る
一人で始める企画は、やめるのも簡単です。だから、進捗を話せる「共犯者」を一人作ります。ここでいう共犯者は、悪いことをする相手ではありません。少し変な挑戦を、面白がって一緒に進めてくれる人です。
会社員時代の友人とは、仕事や家庭の話はできても、FIRE、投資、発信、これからの働き方について深く話しにくいことがあります。共通の価値観を持つ人と話すと、自分だけが迷っているわけではないと分かります。
大人数の人脈が必要なわけではありません。毎週連絡する友人、月に一度話す仲間、挑戦の報告を読んでくれる人。一人の行動を見てくれる人がいるだけで、人生の後半の社会とのつながりは変わります。
方法3:役に立たないことを、罪悪感なくやる
FIREを目指す人は、時間やお金を効率よく使うのが得意です。その成功体験があるからこそ、FIRE後も「この時間は生産的か」「収益につながるか」と考えてしまいます。
でも、好きだけれど役に立たないことを楽しめるかどうかは、生活の豊かさに直結します。公園を歩く、ゲームをする、意味のない雑談をする、気になる店へ寄り道する。成果が残らなくても、心が回復するなら十分に価値があります。
僕も散歩をしているうちに、動画の企画や人生について考えがまとまることがあります。最初から生産性を求めなくても、余白があるからこそ生まれるものはあります。
方法4:消費する側から、作る側へ移る
動画を見る、ゲームをする、外食をする。どれも楽しいですが、受け取るだけの時間が長いと、どこかで退屈します。
そこで、少しだけ作る側へ回ります。文章を書く、写真を撮る、料理を作る、動画を編集する、イベントを企画する。うまくなくて大丈夫です。完成度より、外へ出すことに意味があります。
作る側に回ると、日常の見え方が変わります。失敗も話の材料になるし、悩みも誰かの参考になる。何も起きないと思っていた一日から、観察するものや試すものが生まれます。
飽きたときに、いきなり人生を壊さないための順番
現状に不満があると、転職、退職、引っ越しなど大きな変更を考えます。もちろん、それが必要な場合もあります。ただ、まずは小さな変化で、自分が何に反応するかを確認すると判断しやすくなります。
- 今週、普段と違う場所へ一度行く
- 一人に、やってみたいことを話す
- 30分で終わる小さな作品や企画を作る
- 一週間後に、気分や行動がどう変わったか記録する
- 変化が足りなければ、期間や相手を少し広げる
いきなり人生を賭けるのではなく、仮説を小さく試す。これは投資や副業と同じで、失敗したときの損失を限定しながら、自分に合う方向を探す方法です。
人生に飽きたときの7日間ミニ実験
何から始めればいいか分からない人向けに、7日間の小さな実験を作ってみます。全部やる必要はありません。自分が少し反応するものを探すためのメニューです。
- いつもと違う道を歩き、気になったものを3つ記録する
- 昔の友人や、最近話していない人に短い連絡をする
- 30分で終わる作品を一つ作る
- 役に立つか分からない趣味を、時間を決めて楽しむ
- 知らない分野の動画や本を一つ選ぶ
- 誰かと一緒にできる小さな遊びを提案する
- 7日間の気分を振り返り、もう一度やりたい行動を二つ残す
ポイントは、感想を「楽しかった」「つまらなかった」だけで終わらせず、どの部分で気持ちが動いたかを書くことです。人と話したとき、体を動かしたとき、作ったとき、知らないものに触れたとき。自分の反応が、次の企画の材料になります。
つまらなさが長く続くときは、休むことも選択肢
何をしても楽しめない、眠れない、食欲がない、人と会うことが苦痛。こうした状態が続くときは、人生を面白くする企画を増やす前に、心身の疲れを確認してください。単なる退屈ではなく、休養や専門家への相談が必要な場合もあります。
遊ぶことは、頑張り続けることの反対ではありません。回復のために休み、少し元気が戻ったら小さく試す。自分を責めずに、行動量を調整することも、人生の主導権を取り戻す一部です。
「自分だけの企画」は、人生の編集権を取り戻す
会社員の生活では、会社の企画、顧客の予定、家族の行事に合わせて一日を動かします。FIRE後も家族の予定はありますが、それ以外の時間に自分のテーマを置けるようになります。
100日チャレンジのような企画を作ると、「今日は何をしよう」と毎朝悩まなくて済みます。やることが決まっているから行動できるだけでなく、自分の人生に編集方針を持てる。これは退職後の空白を埋める以上の効果があります。
企画は、他人から見て立派でなくて構いません。毎日写真を一枚撮る、週に一度知らない店へ行く、家族と新しい料理を作る。自分が少し楽しみにできるなら、それは十分な企画です。
企画を終えたら、成果を数値だけで評価しないことも大切です。再生数や参加人数が少なくても、自分が次に試したいことを見つけたなら前進です。逆に、数字は伸びても疲れ切ったなら、企画の設計を変えるサインです。FIRE後の活動は、他人の評価よりも、長く続けられるかを基準にしてよいのです。
遊びの中から、仕事や発信につながるものが見つかることもあります。でも最初から役に立てようとせず、まずは面白がる。結果を急がない余白が、次の挑戦を育てます。
「何かを始めたのに、すぐ飽きた」としても失敗ではありません。向いていないことを一つ知っただけです。試した数が増えるほど、自分が続けたい条件も見つけやすくなります。
人生を変えるとは、いつも大きな決断をすることではなく、昨日と同じ選択を一つだけ変えることでもあります。
まとめ:人生は、もっと遊んでいい
人生がつまらないと感じたとき、必要なのは、必ずしも大きな成功ではありません。自分だけの企画を作る、一緒に動く人を作る、役に立たないことをする、作る側に回る。この4つを少しずつ試すだけでも、日常には変化が入ります。
FIREしている人も、まだ会社員の人も、時間を「暇つぶし」だけにしなくて大丈夫です。暇を埋めるのではなく、今日を自分の企画にする。失敗しても笑えるくらい小さく始める。その積み重ねが、人生の主導権を取り戻すきっかけになります。
遊びを続けるために、成果を急がない
FIRE後の活動をすぐ収益化すると、遊びの中にも納期や評価が入ります。もちろん、仕事にしたい活動が見つかることは良いことです。ただ、最初の数週間は、面白さを確かめるだけの期間にしてもいい。
続けたいと思えたら、発信する、仲間を作る、費用を計算する。つまらなければ、別の企画へ移る。小さく試して撤退できる余白があるからこそ、FIRE後は自分に合うものを探せます。
参考にした公開note:人生がつまらない、飽きたと感じたときにすること
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